トタニの「モノづくり」

Episode2-3

"社交辞令"から、本当の"ありがとう"へ。
これこそが技術者冥利に尽きる体験。
製袋機を一から十まで知ることができる環境が、
世界で評価されるモノづくりとサービスにつながる。

20Kg入りのペットフード!?

20kgのペットフード!肌で感じる市場ニーズが開発につながる

20kgのペットフード!肌で感じる
市場ニーズが開発につながる

トタニのウェブサイトは現在69の国/地域からのセッション(訪問)を記録している。輸出先も40か国になろうとしている。海外で働くもう1つの面白さは、その国や地域の製袋機や袋に対するニーズを実感できることだろう。「アメリカやカナダではとにかく何でも大きいことがいい、という風潮があるんです。トタニの製袋機はかなり大型の機械ですが、それでもアメリカの顧客は“もっと大きいほうがいい”なんて言うんですよ!」しかし、実際にアメリカで暮らしてみるとその理由が実感できる、と泉保は言う。「北米やカナダは国土が広い。だから大きなスーパーで大量に買い物をして、大きな車にドサッと積み込んで、数時間走って家に帰り、大きな冷蔵庫にバサッと詰め込んで終わり!(笑)。だからペットフードや食品の袋もとにかく大きい。20Kg入りのペットフードとか、日本では目にすることがないような業務用サイズのものが普通なんです。」

TA Family Totani America, Inc.の社員たち

TA Family Totani America, Inc.の社員たち

アメリカに赴任した泉保は、この“実感”から北米市場向けの大型の袋が作れる製袋機を提案した。国内需要は少ないが、アメリカやカナダでは売れると踏んだのだ。その“実感”は的中し、大型の袋が製袋できる「CT-60DLLSC」は北米市場でベストセラー機となっている。対してヨーロッパやアジア圏は日本と同じようなサイズの軟包装の需要が高いようだ。「やっぱり実際に海外に出てみないと市場ニーズは実感できないし、それぞれの地域ニーズに合った、ローカライズした製品をどう開発していけばいいかも分からないと思います。」と泉保は語ってくれた。


習慣や文化の差を肌で感じ、現地で仕事や生活をすることで実感からくる市場ニーズを開拓できる…それは技術者の仕事ではない、という意見もあるかもしれない。しかしその意見や提案が、製袋機という形として結実していく醍醐味が味わえるのはトタニの技術者の特権のようなものだと思う。日本のモノづくりのこだわりと、製袋機の一から十までを知ることができる環境の下で培った技術者としての力量で、技術者冥利に尽きる体験をした「創造的夢中人」が世界のTOTANIをリードしているのだ。

「創造的夢中人」~Episode1~を読む

泉保 智彦

●泉保 智彦
技術サービス 課長補佐  出身校:関西大学 工学部 機械システム工学科  
職歴:技術サービス~トタニアメリカ赴任(約5年)~現職

小山 哲夫

●小山 哲夫
開発 主任補佐  出身校:同志社大学(大学院) 工学研究科 機械工学専攻  
職歴:技術サービス~現職

大西 祐司

●大西 祐司
機器設計 主任  出身校:立命館大学 理工学部 機械工学科  
職歴:技術サービス~現職

特集:「創造的夢中人」エピソード2


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