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Voice! ~仕事を語る~

Voice! No.3
一人の技術者として<見えない価値>を提供していきたい
今中 明弘 (技術サービス)

今中 明弘 (技術サービス)

経験の積み重ねがもたらす仕事の質の変化

トタニに入社したきっかけはやはりモノづくりに集中できる環境があったことです。小さい時からプラモデルづくりなどが好きでしたし、大学に進んでからは「学生フォーミューラー」に仲間と挑み、本格的にモノづくりができる企業への就職を、と考えていたんです。最近、テレビでは日本のモノづくりの現場についての番組を目にする機会も多くなっていますが、就活の際にいくつかの企業を検討したり見学したなかで、トタニのモノづくりの環境や企業としての姿が私には魅力的でした。
入社後配属となった技術サービスの仕事で社歴を重ねてきましたが、最初は先輩から言われたことをこなしていくことで精一杯でした。自分で考えて何かをする楽しさというか、面白さは少なかったですね。でも入社してしばらくすると、一人で客先に出かけていく機会も実は多くなってくるんです。これはトタニならではのことだと思います。その出張の時は自分で考え、何かできて何をすべきか、どうすればお客様の役に立つかを考えなければならなくなる。こうした経験の積み重ねはすごく貴重で、その積み重ねがあって仕事にも変化が出てくるというか、質が変わってくるのだと思っています。

東日本大震災~印象に残ったお客様の言葉~

どうすればお客様の役に立つかを考える、という点で言えば一番印象に残っているのは東日本大震災の時のことですね。震災の起こる半年前くらい前、仙台空港のそばにあった古くからのお客様に新しい機械を納めさせていただきました。その時の製袋機があの震災のときに押し寄せた津波で工場の一方の壁に押し付けるように流されてしまった。10t近くある機械が、です。そして後日、泥まみれになった製袋機の写真を見た時は本当にショックでした。社員の方が全員ご無事だったのは不幸中の幸いでしたが、お客様も機械の廃棄処分という苦渋の判断をされていました。
しかしその年の暮れ、新たに2台の製袋機を購入いただくことになり、私が担当させていただくことになったんです。工場も再建を果たし、一旦職場を離れていた社員の方も戻ってこられていました。一年近く製袋機に触れていなかった社員さんが新しい機械に触れてだんだん操作を思い出され、パンチ装置のリズミカルな音をお聴きになったお客様が「ああ、機械が動いている、昔の音が戻ってきた」と感激されていたのが非常に印象的でした。機械を通じて喜びを提供できることが本当に嬉しかったですね。

仕事によって磨かれた<人間力>

入社1~2年の頃からの目標として、お客様から指名されるような、人間力の高い技術者になりたいと思っていました。最近になって、ご指名で連絡をいただく、頼りにしていただくお客様が増えてきました。震災に遭われた仙台のお客様も新たに製袋機を購入するときにトタニを選んでくださり、私が担当することができたのはすごくありがたいことだと思っています。特に今回の場合、ただ生産設備としての機械ではなく、日常を取り戻し、希望を繋ぐものを届けられたように思うんですね。その点でも貴重な経験でした。私は製袋機でつくる軟包装の可能性はまだまだ広がると思っています。東日本大震災の時もバケツ代わりに軟包装の袋が重宝されていましたし、使わないときの収納性も確保できます。ペットボトルと違いゴミも少ない。機械そのものの細かな改善も継続していく必要がありますが、使い方の可能性をもこれから提案していきたいと思っています。

そこで働く自分の姿を想像できるか?をポイントに

中堅と呼ばれる立場になって、以前より気負わずお客様に接するようになってきたと感じています。自分に自信がない時は説明も不足しがちでした。分からないことがあるということを隠そうとしていたんです。自分をよく見せようという力みがあった。でも今は分からないことは分からないと素直に言えるようになってきました。これも経験をつんだからこその自信から生まれるのだと思います。
私が入社して始めて一人で納品にいった時、据え付け後の掃除を怠り、金属の切子が残されていてすごく怒られたことがあるんです。でもそのお客様からもいまだにご相談の電話をいただける。本当にありがたいことで、こうした経験が私にとっては仕事をしていく上での喜びであり力になっています。製袋機メーカーの一社員としてだけでなく、一人の技術者として認めていただき、そこにも見えない価値を見いだしていただいているように感じています。
就活を始められる皆さんには、まず自分がやりたいことをはっきり意識したうえで、企業見学や先輩の話を聞く機会を通じて、そこで働く自分の姿を思い浮かべることができるかをポイントにして欲しいと思います。私自身、トタニに入って、工具箱を持って日本や世界を回るというイメージを強く持つことができました。それが入社のきっかけになったのです。

ご連絡・お問い合わせ

トタニ技研工業株式会社 総務部

〒601-8213 京都市南区久世中久世町5-81
(075)933-7610 / (0120)007-610
totani_saiyou@totani.co.jp

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